スターアイランドは、ハンバーグカレーチーズトッピングだった。
「スターアイランドなんて来なければよかったね」
帰り道、彼女がポツリと呟いた。
綺麗な横顔を見ながら、私もその通りだと思った。
「もう普通の花火なんて見れない」
スターアイランドにさえ来なければ、この夏の花火大会も楽しめたのに………。
そう後悔してしまうほど、スターアイランドは素晴らしかった。
花火の概念を覆してしまう、2018年初めてにしてナンバーワンの花火大会であった。
STAR ISLAND(スターアイランド)とは?
「未来型花火エンターテインメント」
avexを中心として、総合プロデューサーはUltra Japanクリエイティブディレクターの小橋賢児氏。
スターアイランドを一言で言うと
花火と音楽とパフォーマンスを掛け合わせた新感覚の花火大会である。
ただ、爆音の中で花火を見るだけではない。
花火と音楽が心地よくシンクロしてその場を包み込む。
そこにパフィーマンスが加わり、お互いを引き立たせているのだ。
↓こんな感じ
花火と音楽が相乗効果で、お互いの良さを何倍も引き立たせている。もうこの花火を見てしまうと普通の花火では物足りない。楽しいと体で実感できる花火。世界に誇れるエンターテイメントでした。#STARISLAND#STARISLAND2018 #スターアイランド #東京 #花火 #未来型花火エンターテインメント pic.twitter.com/pDhJeFAawu
— みずの (@atm0s5) May 26, 2018
言うなればハンバーグカレーチーズトッピング。
相乗効果で何倍もおいしくなっている。
花火と音楽とパフォーマンスを一気にやってしまおうという発想はハンバーグとカレーにチーズもトッピングしようという子供のような無邪気な発想と似ている。
会場はお台場海浜公園。レインボーブリッジを見ながらの花火。
会場には無数の3Dスピーカーが設置されている。
入り口に入るとパフォーマーがお出迎え。世界観が凄い。
実際に現場にいると驚くのは、花火でノれるということだ。
花火と音楽で自然と体が動いてしまうのはスターアイランドくらいだ。
目の前にいた若者4人組はここはクラブかっていうくらいに体を揺らして終始盛り上がっていた。これが新世代の花火の楽しみ方=花火2.0だ。
席が6種類あって食事したり、寝たりしながら見れる等特徴をあげたらきりがないので改めてHPをチェックしてみてほしい。
スターアイランドは、花火を再定義して世界を席巻するはずだ。
来年が楽しみだ。